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土木防水の種類について ポリウレア樹脂・FRP・エポキシ樹脂ライニングなどの紹介

超速硬化型スプレーライニング(ウレタン・ポリウレア系)

超速硬化ウレタン・ポリウレア樹脂とは

超速硬化ウレタン・ポリウレア樹脂の詳細

超速硬化ウレタン・ポリウレア吹き付けマシン

超速硬化ウレタン・ポリウレア樹脂は、無溶剤、無触媒で可塑剤も含まない安全性・環境に優しく、スプレーガンにて瞬時に皮膜を均一に施工し耐薬品性、耐熱性、接着性ひび割れ追従性、耐磨耗性、防水性に大変優れた強靭な防水層になります。
硬化時間が15秒程度と超速硬化なため大幅な工期短縮が図れ壁面はもちろん天井面でもダレることなく均一で一体成型された防食ライニング層を形成出来ます。

廃水処理槽や上水水槽のみでなく、あらゆるコンクリート構造物・鋼製構造物などの防食・防錆・防水・保護を目的とずる新築・改修工事に画期的なライニング工法です。

超速硬化ウレタン・ポリウレア吹きつけシステム図

超速硬化ウレタン・ポリウレアシステム図
専用マシンを用い材料を加温し衝突混合ガンにより吹き付けによる施工を行います。
硬化時間は約3分程度で歩行可能です。

  • 強化プラスチック型ライニング(FRP・ビニールエステル系)

    強化プラスチック型ライニング(FRP・ビニールエステル系)
    ポリエステル樹脂・ビーニールエステル樹脂

    ポリエステル樹脂・ビーニールエステル樹脂は耐候性・耐久性に優れている他、耐熱性、耐薬品性などにも優れ軽量かつ高強度な性質を持っています。ビニールエステル樹脂は「ポリエステル樹脂に比べ、主に耐食用FRP製品、ライニングに使用されています。

  • エポキシ系ライニング

    エポキシ系ライニング
    エポキシ樹脂とは

    エポキシ樹脂は、優れた接着性、硬化時の体積収縮が少ない、強度と強靱性に優れ、優れた電気特性、耐溶剤性その他の薬品に対して優秀な耐性を有すること、硬化中に放出される揮発分がないこと、が主な特性です。

  • 水和凝固型防水工法(モルタルコンクリート系)

    水和凝固型防水工法(モルタルコンクリート系)
    セメント系塗膜防水

    モルタル系補修工法は、ポリマーセメントモルタル・繊維強化モルタル等を用い既設コンクリートと最も近い素材で補修する施工工法です。特徴としては、施工時に湿潤下地での施工が可能で、繊維や混和剤を混入することで強度や樹脂特性を替え、施工性、長期耐久性を持たせた工法になります。

  • 改質アスファルト系防水(アスファルト系シート・塗膜系)

    アスファルト系防水
    アスファルト系シート・塗膜防水

    アスファルトは熱を加えると溶け冷えると固まる性質を持っています。現在では塗膜系・シート系などアスにゴムを加えた改質アスなどが開発されています。アスファルトは水密性に富み防水性が高く、耐久性に優れています。?適度の流動性をもち、比較的大きな変形にも追従できます。粘着力が強く、自ら癒着する特性を有します。他の土木材料に比べ、比較的安価です。

  • ゴムシート系防水工法(シート系)

    ゴムシート系防水防食
    ゴムシート防水

    ゴムシート系工法は比較的耐久性に優れオゾンや紫外線に強く、広い温度範囲にわたり物性が安定しています。引張強さ・伸び特性が大きく、亀裂追従性に優れるので下地への適応も広い素材です。シート防水のジョイントの処理には十分に注意した施工が必要になります。

  • 珪酸質系コンクリート改質材(珪酸系液体・塗膜系)

    珪酸質系コンクリート改質材(珪酸系液体・塗膜系)
    浸透性コンクリート改質系

    珪酸質系コンクリート改質材はコンクリートと反応し特殊活性剤が躯体内部に浸透し、内部の遊離石灰と反応して、安定した結晶体をつくりコンクリートを緻密にします。これによりコンクリート躯体の養護・防水に優れた性能を発揮します。

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超速硬化型スプレーライニングについて(ウレタン・ポリウレア系)

機械施工だから出来る圧倒的な品質・能力

超速硬化ウレタン・ポリウレア樹脂の特徴

≪機械施工だから出来る 安定した品質と圧倒的な施工能力≫
超速硬化ウレタン・ポリウレア吹き付けマシン
≪機械施工≫

超速硬化ウレタン樹脂・ポリウレア樹脂を自動計量・圧送機と混合吹付け装置(スプレーガン)を用い、材料を定量的に施工面へ圧送し、スプレーガンにて瞬時に皮膜を均一に施工し耐薬品性、耐熱性、接着性、ひび割れ追従性、耐磨耗性、防水性に大変優れた強靭な防水・防食材になります。

≪下地との高い接着強度≫

超速硬化ウレタン樹脂・ポリウレア樹脂は、下地材との接着性が非常に高く、シート防水工法のようにコンクリートと防水層の間に水が横走りする事が非常に少なくなります。東・中・西日本高速道路㈱「はく落防止の耐久性能試験」にも合格し、下地との接着・塗膜物性強度は強靭です。

≪優れた塗膜品質≫

耐薬品性に優れ、耐酸性・耐アルカリ性・耐塩素性・耐温水性優れ、200%以上の伸張率と18N/㎜2以上の強靭な引張強度との相乗効果でひび割れへの追従性を発揮します。
高密度ウレタンであるために、押し抜き試験に対する抗張力以外に塩化物イオンや炭酸ガス透過抵抗性も極めて高く躯体の劣化を抑制し80℃の加熱処理および-50℃の環境下において物性低下することはありません。

≪シームレスな防水層≫

スプレー吹付け施工のため、、様々な形状に対して均一な厚さの被覆層が形成され、さらに狭い箇所への施工も可能です。
突起物や出・入隅等、複雑な部位にも連続した継目のない防水膜が形成できます。
天井面の施工においてもポリウレア樹脂は、スプレー後15秒程でゲル化するため、連続的に天井面、壁面にもダレを発生させずに1㎜以上の厚付け施工が可能です

≪工期短縮≫

ポリウレア樹脂スプレーは、機械圧送によるスプレー施工により、飛躍的な施工性向上が図れます。スプレーにより被覆された塗膜は、20~30秒で指触が可能、約3分後には歩行可能な超速硬化材料のため、工期のない現場や、大面積の施工もお任せください。

≪安定した施工品質≫

特殊機械システムによるスプレー吹付け施工で、機械によって温度コントロールするため、夏の猛暑や厳寒の冬でも施工が可能で、一年を通じて安定した物性を持った防水層が形成できます。、数十秒で硬化するために、天候の影響をほとんど受けません。

≪安全な環境対応製品≫

超速硬化ウレタン樹脂・ポリウレア樹脂は、完全な無溶剤製品ですので、溶剤の揮発による臭気もなく、環境にも優しい製品です。
ポリウレア樹脂は、無溶剤、無触媒で可塑剤も含まない環境に優しい材料で、JWWA規定合格により飲料用ライニング材としても安全な製品です。ライニング層からの溶出もなく水質に影響を与えません。

≪各種機関登録情報≫

弊社使用の超速硬化ウレタン樹脂・ポリウレア樹脂

【日本下水道事業団コンクリート防食指針 平成19年度版性能規格  C種  D1種合格】
【厚生労働省令第5号及び厚生労働省令第15号浸出試験】厚生労働省令15号の規定に基ずく厚生相告示45号に基ずく溶出試験合格】
【社 日本水道協会JWWA K143、2004 コンクリート内面樹脂塗装方法 合格】
【社 日本水道協会JWWA Z108、2000 溶出試験 合格】

【ARIC 農業農村整備技術190】
【技術審査証明取得第0422号】
【国土交通省 NETIS登録地下防水工法 TH-980010-A】
【東京都建設局新語術登録 19土技士第439号0701021】
【東京都港湾局新語術登録 19港整技第143号19004】
【技術審査証明取得第0422号SQS工法】(財)土木研究センター
【阪神高速道路(株)新技術登録 地下防水・ケーソン外防水】(財)阪神高速道路管理技術センター

[東・中・西日本高速道路㈱ 規格 コンクリート塗装材の品質規格試験方法 JHS 417 合格]
[東・中・西日本高速道路㈱ 規格 はく落防止の押抜き試験方法 JHS 424 合格]
[東・中・西日本高速道路㈱ 規格 はく落防止の耐久性能試験方法 JHS 425 合格]
[東・中・西日本高速道路㈱ 規格 ひび割れ含浸材料の試験方法 JHS 426 合格]
[日本鉄道施設協会 コンクリート保護材の品質規格及び試験方法 A種 梁 合格]
[日本鉄道施設協会 コンクリート保護材の品質規格及び試験方法 B種 中央スラブ 合格]
[日本鉄道施設協会 コンクリート保護材の品質規格及び試験方法 C種 はねだしスラブ 合格]
[西日本旅客鉄道㈱ 一般環境用表面処理工法 暫定認定]
[西日本旅客鉄道㈱ 再アルカリ化後に適用する表面処理工法 暫定認定]
[NETIS 登録「コンクリート構造物表面被覆工法」KT-050036-A]