剥落防止工事とは
コンクリートの剥落とは、コンクリート構造物が様々な劣化要因により劣化し剥落してしまう現象。
様々な構造物は紫外線・酸性雨・塩害・凍害・風雨にさらされ徐々に劣化が進み構造物の中性化が進むとコンクリート内部鉄筋を錆びさせ、膨張→コンクリートの爆裂を起こすことにつながります。又、劣化因子をコンクリート内へ侵入抑制し、コンクリートとの中性化を防ぐ事が長期的なライフラインの維持に重要な要素になります。
万が一剥落の可能性がある場合に、コンクリート片を剥落させない強力強靭な工法を選択し、適切な施工を行うことが望ましいでしょう。
超速硬化ウレタンを用いた剥落防止工法 レジテクト RT工法

コンクリート構造物においては、雨水や地下水などの水、融雪剤や飛来塩および海水による塩分の浸透により鉄筋の腐食・発錆から爆裂欠損を誘発し構造物の強度を低下させます。
トンネル内でのコンクリート塊落下事故や高架橋からのコンクリート片はく落事故等を受けて、発注者はコンクリートのはく落を防ぐために独自の基準を作成し、一斉に対策工事に取り組んでいます。当社ではこの様な問題点を解決するために、抗張力部材としての繊維を用いずに「性能規定」が満足できるコンクリート片はく落防止対策仕様「レジテクトRT工法」をお奨め致します。
剥落防止工法の特徴
①瞬間的硬化材料 | ポリウレタン樹脂は数秒で硬化し高い施工能力とコスト削減が可能です。機械施工の為工期短縮が可能です。 |
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②優れた施工性 | 吹き付け工法の為、複雑な部位や下地に対して施工しやすく、従来工法の工期を大幅に短縮できます。 |
③高い耐久性 | 塗膜は30年以上の耐久・対候性が期待できます。引っ張り強度13.2N/mm2 破断時の伸び率382%を有した塗膜です。 |
④LLCの低減 | 次期改修時は素地調整工が最小限に抑えられ大幅なコストダウンにつながります。 |
⑤各種技術証明 | [東・中・西日本高速道路㈱ 規格 コンクリート塗装材の品質規格試験方法 JHS 417 合格] [東・中・西日本高速道路㈱ 規格 はく落防止の押抜き試験方法 JHS 424 合格] [東・中・西日本高速道路㈱ 規格 はく落防止の耐久性能試験方法 JHS 425 合格] [東・中・西日本高速道路㈱ 規格 ひび割れ含浸材料の試験方法 JHS 426 合格] [日本鉄道施設協会 コンクリート保護材の品質規格及び試験方法 A種 梁 合格] [日本鉄道施設協会 コンクリート保護材の品質規格及び試験方法 B種 中央スラブ 合格] [日本鉄道施設協会 コンクリート保護材の品質規格及び試験方法 C種 はねだしスラブ 合格] [西日本旅客鉄道㈱ 一般環境用表面処理工法 暫定認定] [西日本旅客鉄道㈱ 再アルカリ化後に適用する表面処理工法 暫定認定] [NETIS 登録「コンクリート構造物表面被覆工法」KT-050036-A] |
鋼板保護工事
超速硬化型ウレタンは、鋼製材の表面保護(防錆)にも長期耐久性能が非常に高く必要とされる要望を確実に満たします。
色々な防食・防水工事
スノーシェットの目地防水 |
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構造物の目地防水 |
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勾配屋根の防水 |
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配水場の外部防水 |
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高速道路中央分離帯ゴムシート防水 |
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プールの防水 |
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駐車場防水 |
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勾配屋根防水 |
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